VALORANTで撃ち合いに負けた際、
- 視認する前に撃ち負けた
- 相手の反応が異常に速かった
と感じたことはないでしょうか。
その原因はエイムだけではなく、立ち位置(ポジショニング)にあるかもしれません。
1人称視点のFPSでは「遠壁」「近壁」という考え方があり、これを理解するだけで撃ち合いの勝率は大きく変わります。
この記事では、遠壁・近壁の仕組みと有利不利、そして近壁になった場合の対策について解説します。
遠壁、近壁とは?:遮蔽物を境にどちらが遮蔽物から離れているか
遠壁・近壁とは、壁や箱などの遮蔽物を挟んで敵と対峙した際の位置関係を表す言葉です。
- 遮蔽物に近い側 → 近壁
- 遮蔽物から離れている側 → 遠壁
例えばコーナーを挟んで敵と向き合っている場合、壁から離れている遠壁側の方が有利になります。

一見すると同じ条件に見えますが、FPSの視点の仕組みによって視認できる範囲に差が生まれます。
原則は遠壁が有利:1人称視点では近壁側が先に視認される
VALORANTは一人称視点のゲームです。
1人称視点において、遠壁側のプレイヤーは、角から出てくる近壁側のプレイヤーを先に確認できます。
特にヘッドショット1発で勝負が決まりやすいVALORANTでは、この差がそのまま勝率に直結します。
近壁の不利を解消する方法
近壁だからといって必ず負けるわけではありません。
立ち回りを工夫することで不利を軽減できます。
オーバーピークで一気に飛び出す
近壁からゆっくりピークすると、遠壁側に先に視認されやすくなります。
近壁側は角に近いため、自分が見えている以上に相手から見えている時間が長くなり、不利な撃ち合いを強いられます。
そこで有効なのが大きく飛び出すオーバーピークです。

ただし、単純に大きく飛び出せば良いわけではありません。
重要なのは、飛び出す前に一度視点を壁に埋め込み、壁と垂直の状態を作ることです。
その状態からAキーまたはDキーのみで真横へ飛び出しましょう。
このとき、斜め移動をしないことが重要です。
斜め移動になると相手視点での横方向の移動量が小さくなるため、実際の移動速度以上に遅く見えてしまいます。
真横へのストレイフは相手視点での横移動量を最大化できるため、置きエイムをずらしやすくなります。
近壁からピークする際は、
- 視点を壁に埋める
- 真横へ飛び出す
- 斜め移動をしない
この3点を意識しましょう。
しゃがみピークでヘッドラインをずらす
飛び出した瞬間にしゃがむことで、相手が置いているヘッドラインを外せる場合があります。
特に高ランク帯で適切なヘッドラインを置いているプレイヤーに対しては有効なテクニックです。
ただし、アイアン~シルバー帯などの下位ランクでは注意が必要です。
下位ランクではヘッドラインの意識が未熟で相手のクロスヘアの位置が低いことも多く、しゃがんだことで逆に頭がクロスヘアの位置に入ってしまう場合があります。
その結果、「しゃがんだ瞬間にヘッドショットされた」という状況が発生することが多いです。
しゃがみピークは万能ではなく、
- 相手のランク帯
- 相手のエイム技術
- ラウンド中の撃ち合いの内容
を見ながら使い分けることが重要です。
また、一度しゃがむと移動速度が大きく低下するため、外した場合のリスクも高くなります。
肩ピーク、銃先ピーク、ジグルピーク等でフェイントを入れる
近壁側で撃ち合う場合は、相手のエイムをずらしたり、先に撃たせたりすることも重要です。
肩ピーク
肩だけを見せて相手の射撃を誘うテクニックです。
先に弾を撃たせることで、反撃しやすい状況を作れます。
銃先ピーク
武器の先端だけを見せて相手の反応を誘うテクニックです。
肩ピークよりも露出が少なく、被弾リスクを抑えながらフェイントをかけられます。
ジグルピーク
左右に細かく動いて相手を揺さぶるテクニックです。
置きエイムをずらしたり、射撃タイミングを狂わせたりする効果があります。
これらのテクニックは、遠壁を取っている敵と真正面から勝負するのではなく、
- 相手に先に撃たせる
- エイムをずらさせる
- リズムを崩す
ことが目的です。
近壁の不利を完全に消すことはできませんが、フェイントを混ぜることで相手を翻弄しやすくなります。
特に肩ピークやジグルピークで相手を揺さぶった後にオーバーピークを行うと、相手はタイミングを合わせにくくなります。
遠壁を取っている相手に対しては、毎回同じタイミング・同じ動きでピークするのではなく、フェイントを交えながら本命のオーバーピークを通すことを意識しましょう。
スキルで移動させる
VALORANTはスキルを使って有利を作るゲームです。
スキルが余っている場合、遠壁を取っている敵と正面から勝負する必要はありません。
- スモーク
- フラッシュ
- モロトフやカーテン
- 索敵スキル
などを活用して敵を動かしましょう。

相手の有利ポジションを崩してから撃ち合う方が勝率は高くなります。
エイム勝負だけではなく「不利状況を打開する能力」「有利な状況を作る能力」も重要です。
不利ポジションからのピークにはラピッドトリガー対応キーボードがおすすめ

近壁からのオーバーピークやジグルピークでは、素早い切り返し操作が重要になります。
従来のキーボードでも十分プレイできますが、近年はラピッドトリガー対応キーボードの普及により、より正確な移動操作が可能になりました。
ラピッドトリガー対応キーボードはキーを戻し切る前に入力解除が行われるため、
- ストッピングがしやすい
- 左右の切り返しが速い
- ジグルピークがやりやすい
- オーバーピーク後の撃ち合いに移行しやすい
といったメリットがあります。
特に近壁から不利な角度をピークする場面では、一瞬の移動精度が撃ち合いの結果を左右します。
おすすめのラピトリ対応キーボード
最後に、VALORANTにおけるおすすめのラピトリ対応キーボードを3つ紹介します。
Wooting 60HE v2
ラピッドトリガー対応キーボードの代表格。
高いカスタマイズ性と優れた入力精度が特徴で、多くのプロ選手にも支持されています。
東プレ REALFORCE GX1 Plus
静電容量無接点方式を採用した高級ゲーミングキーボードです。
「スコスコ・コトコト」といった独特の打鍵感と高い耐久性が魅力です。
TKLサイズかつ日本語配列も選べるため、ゲームだけでなく日常利用でも使いやすいのが魅力です。
MonsGeek FUN68 HE
コストパフォーマンスに優れたラピッドトリガー対応モデルです。
安価なため、初めてラピッドトリガー対応キーボードを導入する人にもおすすめです。

まとめ

遠壁・近壁はVALORANTにおける重要な基礎知識です。
ポイントをまとめると、
- 遮蔽物から離れている遠壁が基本的に有利
- 近壁側は先に発見されやすい
- オーバーピークで不利を軽減できる
- オーバーピークでは斜め移動を避ける
- しゃがみピークはアイアン~シルバー帯では逆効果になる場合がある
- フェイントからオーバーピークへ繋げると効果的
- スキルを使って有利な状況を作ることが重要
- ラピッドトリガー対応キーボードはピーク精度向上に役立つ
撃ち合いで負けたときはエイムだけを疑うのではなく、自分が遠壁と近壁のどちらだったかも振り返ってみましょう。
位置取りを改善するだけでも、撃ち合いの勝率は大きく向上します。
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